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コマーシャルペーパーってなに?社債との違い

2020 5/10

先日、日銀の追加緩和で「コマーシャルペーパー・社債の購入額を従来の7.4兆円から20兆円に拡大」が発表されました。

ニュースなどで時々出てくるこの「コマーシャルペーパー」という単語。

なんのことかよくわかりませんよね。

今回はコマーシャルペーパーとはなんなのか?社債と何が違うのか?について調べていきます。

目次

コマーシャルペーパー(CP)とは?

コマーシャルペーパーとは企業が短期資金の調達を目的として発行できる無担保の約束手形でCPとも呼ばれます。

簡単にいうと、お金が必要な企業が手形を発行し、その手形を買ってもらうことで資金を調達することです。

CPの特徴

発行期間は1年未満

CPの発行期間は1年未満と定められています。

リーマンショックやコロナショックのような金融危機による財政の悪化やM&Aや税金の支払いなどで急な資金が必要になった時に短期的な資金調達を目的として発行されます。

発行金額は1億円以上

CPの発行額は1億円以上と定められていて少額での発行はできません。

発行できるのは一部の優良企業のみ

CPは「金融商品取引法」という法律に基づいて発行するもので、CPを発行できるのは法律で認められた一部の優良企業のみであり、一般的な中小企業は発行できません。

CPは無担保の約束手形なので、しっかりとした信用のある優良企業だけが発行できるように定められています。

CPの買い手は機関投資家

最低発行金額が1億円と高額なものなので一般の個人投資家は購入できません。

CPを購入するのは銀行や保険会社などの機関投資家が多くなります。

CPのメリット

CPの金利は金融機関から融資を受ける際の金利(短期プライムレート)に比べて低い場合が多いので、企業にとっては低金利で資金調達することができます

また、発行期間が1年未満と短期間なので必要に応じて柔軟に資金調達ができます。

CPのデメリット

一方デメリットは、発行期間が1年未満なので短期の資金調達にしか使えないことと、信用力のある一部の優良企業のみしか発行できないことです。

CPと社債の違い

では社債との違いはなんでしょうか?

CPと社債は企業が資金調達を目的として発行するという点は同じですがCPの発行期間が1年未満なのに対して社債の発行期間は1年以上となっています。

また、社債は債権なので証券会社を通して発行されますが、CPは手形なので銀行でも発行できます。

基本的には発行期間が1年未満ならCP、1年以上なら社債という認識で大丈夫なようです。

まとめ

今回はコマーシャルペーパーについて調べてきました。

よくわからない横文字なのでなんのことだろうと思っていましたが、調べてみれば期間の短い社債のようなものだということがわかりました。

何かわからない単語も調べて意味がわかるとニュースを見ていても混乱しなくて済むので、これからも疑問に思うことがあればこのブログで調べていきたいと思います。

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