4月2週目に入りました。
今日の株日記です。
保有銘柄
まずは現在保有中の銘柄です。
個別株はまだ値動きが不安定なので手が出しづらく。
日経225ETFのみです。
日経225連動投信(信用売り)
平均建値 | 19,152.85円 |
保有数 | 210株 |
終値 | 19,350円(前日比+800円) |
評価損益 | -61,437円 |
緊急事態宣言発令の報道があったので、日経下がるかと思いきやまさかの800円上げでした。
先週末には+100,000円くらいあったはずなんですが、一気にマイナスへ…
市場はマイナス要素よりも不確定要素に反応する
いよいよ日本で初の緊急事態宣言が発令されることが決まったとの報道がありました。
明日4月7日に安倍首相が宣言するということです。
このブログでも何度か書いてきましたが、緊急事態宣言が発令されたからといって私たちの生活に大きな変化があるわけではありません。
外出自粛や休校は要請止まりですし、道路や鉄道が封鎖されることもありません。
前回、東京都で初めて週末の外出自粛要請が出た時は、スーパーなどの食料が買い占めによって手に入りづらくなりましたが、今回は少し慣れたのか前回よりは落ち着いている気がします。
緊急事態宣言が発令されれば、日本経済への悪影響は避けられないという予測があります。
しかし昨日の深夜に「週明けにも安倍首相が緊急事態宣言」という報道があったにも関わらず今日の日経平均は大幅に上げました。
投資家でYouTubeチャンネルも解説しているダン高橋さんが東京オリンピック延期についての動画の中で
「市場は不確定要素を嫌う。ネガティブな要素であっても確定要素は市場に好感を与えることがある」
という話をしていたことを思い出しました。
これは、東京オリンピックの延期が決まれば日本株は売られるのではないか?という予想に反してあまり株価に影響を与えなかったことに対しての発言でした。
今回の件でも、緊急事態宣言という明らかに経済にとってはマイナスなものでも、それを出すのか出さないのか不確定な状況よりも、出すことが確定して「日本が本気でコロナウイルスの封じ込めに乗り出したという事実」が投資家にとっては買いの判断をしやすいということなのかもしれません。
最近ではアメリカの雇用統計や失業者数で予測よりも悪い数字が出ても市場が反応しない状況が続いており、いろんな投資家やエコノミストたちも首を傾げています。
コロナショックが始まって以来、サーキットブレーカーが連日発動するような非常事態を経験して、投資家の感覚も麻痺し、多少の悪材料は全て織り込まれているのかもしれません。
アノマリーが全く通用しない相場で生き残るには何もしないという選択肢も大事だと思います。







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