MENU

株日記18【アメリカの金融政策】

2020 3/17

みなさんこんばんは。

相変わらずの株価乱高下で荒れた相場が続いてますね。

目次

保有銘柄

現物は全て売ったので、現在は空売りのみです。

岩谷産業株式会社(信用売り)

建値    3,650円
保有数200株
売建玉730,000円
終値3,505円(前日比+175円)
建玉評価額757,841円
評価損益+27,841円

備考

  • 一気に5%以上上げ
  • 明日上がったら売り

日経225連動投信(信用売り)

平均建値    18,966円
保有数120株
終値17,520円(前日比-20円
建玉合計額2,246,600円
評価損益+142,203円

備考

  • 20,000円で逆指値の買戻注文
  • 今日17,500円で20株売り増し

アメリカの金融政策

昨日のダウは過去最大の下げ幅となる2,997ドル下落の20,188ドルでした。

2020年2月12日につけた史上最高値の29,551.42ドルから約1ヶ月で9000ドル以上の下落です。

そんな中始まった日経はどうなるのか注目されましたが、日銀のETF買入などでなんとか前日比9.49円高の17,011.53円で終わりました。

ゼロ金利と量的緩和の発表

3月15日にアメリカのFRB(連邦準備制度理事会)が臨時のFOMC(連邦公開市場委員会)を開いて政策金利を一気に1%引き下げて0〜0.25%にすると発表しました。

これは事実上のゼロ金利政策です。

ゼロ金利政策

ゼロ金利政策とは、中央銀行が政策金利を限りなくゼロに近づけることで、市場の流動性を高め景気への刺激を与える政策です。

あわせて読みたい
政策金利・長期金利とは?
政策金利・長期金利とは?昨日の夜、アメリカのFRB(連邦準備制度理事会)が緊急の利下げを発表したとニュースになりました。今回の新型コロナウイルスによる株価の下落に対処するためで、緊急の...

金融政策の影響

アメリカは3月3日にも臨時のFOMCを開いて、政策金利を0.5%引き下げて1.00%〜1.25%に設定しました。

それから2週間も経たないうちに今回の1%の利下げで一気にゼロ金利にまで引き下げました。

臨時のFOMC開催とゼロ金利政策は2008年のリーマンショック以来となる異例のものです。

もともと、17日と18日に通常のFOMCの会合が予定されていて、そこでの追加利下げがあるというのが市場の予想でした。

しかし、それを前倒しして日曜日に急遽追加の利下げと7000億ドルの量的緩和を発表して、トランプ大統領も「今回のFRBの決定は素晴らしい」と絶賛していました。

日曜日にFOMCを開くというのは異例のことで、それほど市場でのドルの流通に関して逼迫した状況があったのかもしれません。

しかし、FRBのゼロ金利と量的緩和に対する市場の答えは市場最悪のダウ平均株価2,997ドル下落というものでした。

なぜ株価は上がらなかったのか?

通常、これだけ思い切った金融政策を発表すれば、それを好感した投資家たちが株を買って株価は上昇するはずです。

もちろんFRBもそのつもりで発表したでしょうし、トランプ大統領もそのつもりで絶賛したはずです。

しかし実際の市場は真逆の反応を示しました。

それは一体なぜでしょうか?

①FRBの焦りに不信感を持たれた

まず1つ目は、FRBが焦って金融政策を発表したことで市場が不信感を持ったということです。

先ほども書いたようにFOMCは元々3月17日と18日に予定されていました。

それをわざわざ2日早めて日曜日に金融政策を発表したことで

「何かとても悪いことが起きているからじゃないのか?」

「市場がまだ知らされていない最悪の事態が裏で進行中なのではないか?」

などの憶測が流れてしまって逆に株が売られる結果になったようです。

②今後打つ手がないのでは

2週間で1.75%という急激な利下げを行ないゼロ金利に突入してしまったことで、今後の打てる政策がなくなったのではないか、という見方もあります。

FRBのパウエル議長は元々マイナス金利はアメリカ経済には適切ではないと反対の立場を取っています。

金利を下限のゼロに設定してしまえば、これ以上金利を下げることは出来ず、残される政策は更なる量的緩和しかありません。

その量的緩和も今回7000億ドルの国債などの買い入れを発表しています。

FRBとしては金融政策の限界を認めて、これからは財政政策も同時に行なっていく必要があると示唆しています。

③アメリカ国内の感染拡大

国立アレルギー感染症研究所が「アメリカ国内での新型コロナウイルス感染拡大はこれから最悪期を迎える」と会見で発言したことも投資家心理を冷やしたのではないかと思います。

トランプ大統領も会見で「感染拡大は7月か8月まで続く」と述べています。

リーマンショックを超えるのか

トランプ大統領が給与税の年内免除など財政政策も発表していますが、それには議会の承認も必要なため先行きは不透明です。

FRBとしてはゼロ金利にしてしまった今、すでに打てる手はほぼ無いのではないかと言われています。

株価を押し上げる一番の要素はすでに金融政策や財政政策ではなく世界でのコロナウイルスの収束という局面になってきています。

今回のコロナショックは、リーマンショックのように金融経済から派生した金融危機ではなく、実体経済が停止してしまっているという部分も非常に大きいです。

アメリカやヨーロッパでは飲食店の営業停止に追い込まれている地域も多くあります。

そんな中、各国の中央銀行が様々な金融政策を発表していますが、それに対して市場が懐疑的になってしまっている気がします。

中央銀行が市場から信用されなくなってしまうと、後は財政政策しか頼ることができずにリーマンショックを超える金融危機に陥ってしまう可能性もあります。

今回の危機は、各国の政府・中央銀行が協調して立ち向かっていくしかないところまで来ているのではないでしょうか。

あわせて読みたい
日銀の金融政策とは?
日銀の金融政策とは?よくニュースなどで聞く「金融政策」という言葉。「アベノミクス」や「黒田砲」なども一時期よく聞きました。今回は何かと耳にするけど内容を知らない「金融政策」につ...
あわせて読みたい
VIX指数(恐怖指数)とは?
VIX指数(恐怖指数)とは?投資関連の動画や書籍などでみなさん一度は聞いたことがあるであろうVIX指数。今回はよく聞くけどなんのことかわからない「VIX指数」について調べてみました。【VIX指数...

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

コメント

コメントする

目次
閉じる