今日も相変わらずの下落でした。
日経平均が1日で1000円下落とかダウが1日で2000ドル下落とかでも特に驚かなくなってきましたね。
保有銘柄
現物は全て売ったので、現在は空売りのみです。
岩谷産業株式会社(信用売り)
建値 | 3,650円 |
保有数 | 200株 |
売建玉 | 730,000円 |
終値 | 3,345円(前日比-30円) |
建玉評価額 | 789,966円 |
評価損益 | +59,966円 |
備考
- 今日は思ったより落ちず
- 値動きは大きいものの最後は上げて終わり
- 当分下落予想なのでしばらく保有
- -1σで逆指値の買戻注文入れる
日経225連動投信(信用売り)
平均建値 | 18,966円 |
保有数 | 100株 |
終値 | 18,020円(前日比-1,120円) |
建玉評価額 | 1,896,600円 |
評価損益 | +93,255円 |
備考
- 22,000円で逆指値の買戻注文
今日の話
まだまだ日経下がるだろうという予想なので、昨日の夜の段階で19,000円で売りの逆指値注文出してました。
昨夜のダウが相当下がったし日経も上がる要素ないので寄付きで一気に下に抜けていってしまうんだろうなと思ってたんですが、案の定いきなり17,690円まで下がって始まって約定せず。
19,000円まで戻ることは無さそうでしたが、多分今日終わると週末挟んで週明けでもっと下げると予想しているので、今日中にどこかで売り増そうとは思ってました。
昼の財務省・金融庁・日銀の緊急三者協議で何かしら動きがあるかと思いましたが特に何もなく午後も下げて始まりました。
さらに麻生さんも「減税などは考えてない」とか言って上がる要素なし。
ただ、17,000円台で売っていくのは少し安すぎる気がしたので、18,000円まで待つことに。
午後になってダウ先物・アジア株などが上昇したおかげで日経も上昇して、なんとか18,000円まで行ったところで50株売り増ししました。
- まだコロナの収束の見込みなし
- アメリカの利下げ
- 東京オリンピックの延期or中止
これだけ要素があれば日経に関しては少なくとも16,000円までは下がり続けるのではないかと思ってます。
金融政策と財政政策
日銀の金融政策
現在、日銀は国債の買い現先オペや共通担保資金供給オペなどの金融政策を打ち出して、なんとか市場を安定させようとしています。
ただ、現状マイナス金利でこれ以上の利下げはやりづらいですし、3月2日・3日の日銀の買いオペでも応札は予定額の5000億円を大きく割り込んだようです。
金利も下げられない、金融機関の資金の流動性はまだ問題ないとなってしまうと日銀の金融政策も手詰まり感が出てきてしまうのではないかと思います。

そこで、今やるべきは減税などの財政政策なのではないかと。
アメリカはトランプ大統領が給与税の免除を打ち出すなど、大型の財政出動を打ち出しています。
議会での承認が必要なため、まだ実施されるかどうかはわかりませんが多少なりとも市場へのインパクトはありました。
日本政府の財政政策
一方日本は、麻生財務大臣が「(市場の動揺は)いずれ収束する」「一律減税は景気刺激策にはならない」
などと話していて、インパクトのある財政政策を打ち出せそうな気配はありません。

安倍首相が甘利税調会長と話して「必要に応じて大胆な施策をとる」とコメントしているみたいですが「大胆な施策」は安倍首相がコメントする際の決まり文句なので、まだ不透明な状況です。

政府・財務省・金融庁ともお得意の「事態を注視して、必要な対応をする」というコメントしか出さないあたり、今のところ何もするつもりはなさそうだなという感じですね。
ここは一旦消費税を減税するなどして、消費マインドを刺激するなどするべきではないかと思います。
消費税を0%にしろとは言わないので、せめて5%か8%まで引き下げるのはどうかと。
今後の展望
現状、金融政策だけでは対応しきれないところまできているので、財政政策との合わせ技でこの状況を乗り切るしかない状態です。
今後、オリンピックが延期または中止という決定が出たら一層日本経済が落ち込むのは確定的です。
そして、オリンピックが延期または中止になる可能性は高いと思っています。
私の予想としては今後も日経の下落は止まらず、もしアメリカや世界の株価が持ち直しても日経は上がらないんじゃないかと思っています。
日本売りが加速して株価と円の同時安になってさらに状況が悪化してしまうという最悪のシナリオにならないことを祈っています。






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