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為替とは?

2020 3/07

日経平均株価・TOPIXと並んでニュースの最後によく取り上げられる「為替」。

円高ドル安や円安ドル高とか聞きますが、なんのことなのか。

今回は為替について調べていきます。

目次

外国為替市場

よくニュースなどで「1ドル=110円で取引されています」というのを聞きます。

これは現在は1ドルと110円が同価値であるということです。

この取引をしているのが外国為替市場というところです。

世界には「円」「ドル」「ユーロ」「ポンド」など国ごとにたくさんの通貨があります。

そして、異なる通貨の国と取引をする時や海外旅行に行く時などにはその国の通貨に両替しなければいけません。

そのように各国の通貨を交換する為の場として外国為替市場があります

外国為替市場という場所はない

しかし、株式などを扱う「東京証券取引所」などと違って「外国為替市場」という場所はありません。

外国為替は「インターバンク市場」と「対顧客市場」という2つの市場でコンピュータや電話によって取引されています。

インターバンク市場

インターバンク市場とは

  • 中央銀行
  • 為替ブローカー
  • 短資会社
  • 電子ブローキング

などが参加する金融機関同士の市場です。

よくニュースでみる「上田ハーロー」は為替ブローカーの会社です。

私はずっと上田ハーローが日本の外国為替市場だと思ってました。違ったんですね。

対顧客市場

対顧客市場とは

  • 機関投資家
  • 輸出入業者
  • 個人

などが参加する市場です。

私たちが海外旅行に行くときに旅行先の国の通貨に両替するのも「対顧客市場」に参加しているということです。

外国為替市場は24時間取引

株の取引は東京証券取引所だと9時〜11時半・12時半〜15時が取引時間で、それ以外の時間は株価の変動は基本的にはありません。

しかし外国為替市場には取引時間というものがありません。

世界中の人たちがインターネットなどで常に売買しているので、24時間常に価格が変動し続けています。

ニュースでは「東京外国為替市場では1ドル=110円で取引されました」とか「ニューヨーク外国為替市場では1ドル115円で取引されています」などと報じられますが、実際に特定の国の為替市場があるわけではなく、その時間帯に取引の中心となる銀行がある国を指しているだけです。

為替は何のためにある?

では、具体的に見ていきましょう。

日本で一般的に円相場といえば「円」と「ドル」の交換比率のことを表します。

「今日の円相場は1ドル〇〇円で取引されました」というあれです。

アメリカに旅行に行く時には日本円をドルに両替しますよね。

その両替するときの交換比率を決めるのが外国為替市場です。

例えば

円相場が1ドル=100円の時なら10000円を100ドルと交換できる

円相場が1ドル=110円の時なら10000円を90.9ドルと交換できるという具合です。

ただ、実際に銀行で両替してもらうときのレートはニュースなどで報じられているレートとは異なります。

ニュースで報じられる為替レートはインターバンク市場での値段です。

対顧客市場では取引手数料などが上乗せされるので、為替レートよりも割高になってしまいます。

為替相場はなぜ変動するのか?

ところで、なぜ為替相場は変動するのでしょうか?

日本の中だけで生活してると100円はいつも100円です。

モノの値段は需要と供給によって変わりますが、100円玉が110円玉にはなりません。

為替相場では、お金はモノなのです。

お金にも需要と供給があって、その需給バランスによってお金の価値が変わります。

世界で円が必要になれば円の価値が上がって円高に、逆に世界でドルが必要になればドルの価値が上がってドル高になります。

これは相対的なものなので、ドル円相場では円高になればドル安に、円安になればドル高になります。

すごく単純に説明すると

  • 「アメリカが日本から輸入する額>日本がアメリカから輸入する額」となると円の方がたくさん必要になるので円の価値が上がる→円高ドル安に
  • 「アメリカが日本から輸入する額<日本がアメリカから輸入する額」となるとドルの方がたくさん必要になるのでドルの価値が上がる→円安ドル高に

ということになります。

実際は、各国の経済状況や金融政策などが非常に複雑に絡み合って為替に影響を与えるので上記のように単純にはいきませんが、今どの通貨が人気があるのかによって相対的に通貨の価値が決定されていきます。

まとめ

外国為替市場とは、各国の通貨同士の交換レートを決める場所。

外国為替市場という場所は現実には存在しない。

株取引と違って為替の取引は24時間常に行われている。

交換する通貨との相対的な価値で値段が決められる。

ここまで外国為替市場とはなにか、為替相場はなぜ変動するのか?などについて調べてきました。

次の記事では、円高や円安とはなにか?円高と円安どっちがいいのか?などについて調べていきたいと思います。

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