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日銀の金融政策とは?

2020 3/03

よくニュースなどで聞く「金融政策」という言葉。

「アベノミクス」や「黒田砲」なども一時期よく聞きました。

今回は何かと耳にするけど内容を知らない「金融政策」について調べてみます。

目次

日本銀行とは

まず、日本銀行とはなんなんでしょうか?

日本銀行は日本の中央銀行

普段私たちが銀行を使うのは

  • お金を預ける時
  • 預けたお金を下ろす時
  • 住宅ローンなどでお金を借りる時

だいたいこの辺りです。

日本中にたくさん銀行はありますが、私たちが普段使う銀行に日本銀行は含まれません

日銀の仕事は大きく分けると

  • 銀行の銀行
  • 政府の銀行
  • お金の発行
  • 金融政策の実施

以上の4つになります。

一般国民からではなく、日本の政府や金融機関からお金を預かったり、お金を貸したり、お金を発行したりしています

今回は4番目に書いた「金融政策」とは何なのか?について調べていきます。

金融政策とは?

日銀の行う金融政策の手法には主に

  • 公定歩合の操作
  • 公開市場操作
  • 預金準備率操作

の3つがあります。

一つずつ見ていきましょう。

公定歩合操作

公定歩合とは

中央銀行が民間の銀行に資金を貸し出す時の金利のことです。

その公定歩合を操作することで、民間銀行が中央銀行から借りる資金の量を調整します。

公定歩合の操作によって何が起きるのかを次で説明します。

公定歩合を引き上げる

公定歩合を引き上げるということは「中央銀行が民間銀行へ資金を貸す時の金利が上がる」ということです。

金利が上がれば

民間銀行の中央銀行からの借入額が減少→民間銀行から企業への貸出資金が減少→お金を借りないので企業の投資が減少→経済活動が鈍りGDPが減少

公定歩合を引き下げる

金利が下がると

民間銀行の中央銀行からの借入額が増加→民間銀行から企業への貸出資金が増加→低い金利で借りられるので企業の投資が増加→経済活動が鈍りGDPが増加

いまは公定歩合操作は使われていない

しかし、1994年10月に民間金融機関の金利が完全自由化されたことにより、日本銀行による公定歩合での金利操作ができなくなってしまいました。

公定歩合操作は、公定歩合を変えることで市場金利(中央銀行以外の金融機関同士のお金の貸し借りをする時に適用される金利)を変動させる手法です。

民間金融機関の金利が自由化されたことで、公定歩合では操作できなくなってしまいました。

そのため「公開市場操作」による市場金利の誘導が現在の主流となっています。

公開市場操作

公開市場操作とは

中央銀行が民間金融機関を相手に国債や社債などを使って、お金の流通量をコントロールする方法です。

公開市場操作は「オペレーション」とも呼ばれています。

市場にお金の流通量を減らしたい時

中央銀行が保有する国債などの有価証券を売って、市場に流通するお金を回収します。

これを「売りオペ」と言います。

市場のお金の流通量を増やしたい時

中央銀行が保有する国債などの有価証券を買って、市場にお金を流通させます。

これを「買いオペ」と言います。

買いオペ・売りオペの仕組み

このように「売りオペ」と「買いオペ」を組み合わせながら行うことで、市場に出回るお金の量をコントロールすることができます。

買いオペ

日銀が市場で買いオペを実施→市場にお金が出回るので民間金融機関の貸出金利が低下→金利の低下によりお金を借りやすくなるので企業の設備投資や個人の住宅購入など景気が活発になる→設備投資や個人消費の増加によって景気が上向く。

売りオペ

日銀が市場で売りオペを実施→市場のお金の量が減るので民間金融機関の貸出金利が上昇→金利の上昇によりお金を借りにくくなるので企業の設備投資や個人の住宅購入などが少なくなる→設備投資や個人消費の縮小によって景気が下向く

預金準備率操作

準備預金制度

預金準備率とは、民間銀行の預金額の一定割合を中央銀行に預入させる制度です。

その預入れの割合を変更する事で、各銀行が民間に貸し出せる額を調整します。

預金準備率操作も近年は行われていない

しかし、近年では長らく0金利政策が行われた事などによって、預金準備率以上の額が日銀に預けられている(超過準備)ため、預金準備率は1991年10月を最後に変更されていません。

まとめ

今回は日銀の金融政策について調べてきました。

最初に書いた公定歩合・公開市場操作・預金準率操作の3つのうち現在使われているのは公開市場操作だけのようです。

今回の記事では公開市場操作についても簡単にしか触れませんでしたが、公開市場操作の中にも

  • 共通担保資金供給オペ
  • 国債買入
  • 国庫短期証券買入オペ
  • 手形売出オペ
  • 国債売現先オペ

など様々なものがあります。

また別の機会にそれぞれどのような内容のものなのかも調べてご紹介していきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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